借金（リボ払い）100万円を9か月で完済した話

こんにちは！

突然ですが、皆さんは借金した経験がありますか？

そうなんです。わたくし、リボ払い＝借金の認識がありませんでした。

頭の片隅では「これって借金…だよ…ね？」という考えがなくはなかったのですが、見て見ぬふりをし続けて早１年。

あっという間に雪だるま式に借金は増え、その額100万円になっておりましたとさ…。

今回は、この借金100万円をどうにかこうにか9か月で完済したときのお話をしたいと思います！

それではいってみましょう！

気軽にできちゃう借金！それが「リボ払い」

「今ならリボ払い申し込みで〇〇〇〇ポイントプレゼント！」

こんなキャンペーン広告を見かけたことありませんか？

当時の私はこう思っておりました。

まずは「リボ払い」とはなんぞや？ですよね。

リボ払い（リボルビング払い）とは？

リボ払いにポチっと申し込む前に、

• リボ払いとは何なのか？
• どのくらいのリスクがあるのか？

その仕組みをしっかり理解することが必要です。

当時の私はまったくと言っていいほど理解・リサーチが足りていませんでした。（反省…）

リボ払いとは、クレジットカードの利用金額や利用件数にかかわらず、あらかじめ設定した一定の金額を月々支払う方式です

https://www.j-credit.or.jp/customer/basis/revolving.html

これだけを読むと「毎月の支出が固定できるのね！家計管理が楽になるわ✨」と思ってしまいますよね。

ですが、リボ払いには手数料があります。

そしてその手数料は、15.00%程度に設定されていることが多いです。

この15.00%をなめてはいけません…。

リボ払いの残高が10万円で毎月1万円返済する場合（1万円に手数料を含む）
・・・総支払手数料額は7,504円

月々の返済額を減額すると、最終的に支払う手数料の額はさらに高くなります。実際に利用した金額よりも7万8,372円も余分に支払わなければいけないわけですから、「リボ払いの手数料は高い」といわれるのももっともです。

https://www.jcb.co.jp/loancard/special/commission.html

返済額が大きくなればなるほど、返済期間が長くなればなるほど、雪だるま式に増えていきます。

リボ払いについては専門サイトでくわしい説明が載っていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

リボ払いの “メリットだけ” を見て申し込んでしまった

さて、私の話に戻りましょう。

「支払い方法変えるだけでポイントもらえてラッキー！」
「毎月の支払い額が固定になるなんて管理しやすいじゃん！」

家計が苦しかったにもかかわらず、その現実から目を背けるように、リボ払いのメリットだけが目に入ってきました。

手数料のことをまったく知らなかったわけではありません。

でも、どうにかなる！という根拠なき（大勘違いな）自信で、ポチっと気軽にリボ払いに申し込んでしまったのです。

さてさて、申し込んでから私の借金生活がはじまります。

当時私の年収は300万円台で家族（1匹）を支える必要もあり、毎月ギリギリの生活でした。

小さい額からはじめたこともあり、リボ払い＝借金の意識があまりないまま、

「毎月のリボ払い金額＞毎月の返済額」が何か月も続き、

借金はあっという間に100万円にたどりついてしまったのです。

どうする！？借金100万完済計画

借金100万円という金額を見て、さすがにマズイ状況になったことを認識せざるをえませんでした。

そこでまず私が始めたことは、現実と向き合うことです。

毎月どのくらいの金額を返済にあてられるか、Excelで返済計画をたてました。

年収300万円台・1人と1匹暮らしですので、その結果はなかなか長い道のりでした。

でも自分のお尻は自分でふかないといけません。

覚悟を決めて返済計画を実行していく中で、返済期間短縮となる出来事が起こりました。

非正規と正規でこんなにも違うのか…と愕然としたのですが（このお話はまたどこかで）

私の場合は毎月の給与が6万円ほどアップしました。

もちろん、全額返済にあてました。

そしてちょうど新型コロナウイルスによる特別定額給付金（1人10万円）が全国民に給付されるということになり、これも全額返済にあてました。

あとはひたすら毎月の収入・支出をしっかりExcelで管理し続けることで、当初の予定よりも早い約9か月で100万円の借金を完済することができました！

借金完済後、カード払いは「一括払い」一択！

リボ払い（借金）地獄を経て、私がカード払いするときは「一括払い」一択です。

手数料無料の場合でも、分割払いはしません。

一括払いで買えないものは（分割払いしないと買えないものは）身の丈に合わない買い物だと判断しています。

もし「リボ払いしようかな」と考えている方がいたら、急いで申し込まずに一度立ち止まってみてください。

それでもどうしてもリボ払いする場合は、先に返済計画を立てることをおすすめします。

こんな経験はしないに越したことはありませんが、もう過ぎてしまったこと。

私は高い勉強代だった！と受け止めています。

この経験のおかげとまでは言いませんが、これがきっかけで私のお金に対する考え方が変わったからです。